94年2月7日

 毎週出ている英語のクルアーン勉強会で、アフガニスタンからの難民への募金の話が出た。参加メンバーの1人がアメリカ国籍のアフガニスタン人で、最近そのご主人がペシャワールに行って、難民の困窮を目にして来たからだ。聖なる月ラマダーンを来月に控え心が高揚し、困っている兄弟たちに施しをしよう、という気持ちも普段以上に高まっており、次の週までに円にして10万円近くがすぐに集まった。身を清めるために施しをするように、とクルアーンは繰り返し説いているが、実際、施しをした後は本当に気持ちがすがすがしい。端金ではあるけれど自分の出したお金が人の役に立っているなと思うと、とても幸福な気持ちになる。こんな些細な行為で幸せになれる幸せをくださったアッラーに感謝する。ムスリムになるずっと昔は、時々まとめ買いをすることが1つのストレス解消になっていたように思う。気に入った物を見つけたうれしさ、買い物のうれしさは言うまでもないが、お金を気持ちよく使ったこと自体が快感につながっていたような気がする。ムスリムになった今は、お金を寄付するときに同じような快感を覚える。このお金があればあのくらいの金が買えるな、と頭にゴールドスーク(金市場)で見たチェーンがちらっと浮かぶけれど、そんな強欲を振り払って寄付した後の気持ち良さ。人のためにお金を使って喜べることを本当にうれしいと思う。