1月25日

 サウディアラビアの英字新聞に、ある銀行が1面大きく使って広告を載せていた。当銀行の自動キャッシュサービスを利用すると、その都度1リヤルが自動的に募金に寄付されるシステムになっています、困っている人を助けるための基金にどうぞご協力を、というのがその内容だ。日本の銀行は、何円利息が高い、何円サービス料が安い、などということを競って、それをセールスポイントにしているのに、さすがサウディアラビアだ、と思った。

 確かにサウディアラビアにはお金持ちが多いが、イスラームの精神にのっとり貧しい人の援助や布教活動のために大金を投ずる人もまたたいへんに多い。夫の話では、金曜の礼拝の説教で、どこそこの国のために寄付を、と呼びかけると、募金箱の前に列ができ、1日のうちに日本円にして何千万という大金が集まることもあるそうだ。