3月19日

 ラマダーンも半月が過ぎた。きれいな満月が出ている。7才のムハンマドが目に見えてやつれたのが痛々しい。私も大分痩せたように思う。去年日本でやったときには1か月の断食で1キロと変わらなかったから、今年は余程余分な肉がついていたということか。毎日の断食で胃が小さくなったのだろう、イフタール(断食明けの食事)も少し食べただけですぐに満腹になってしまう。それに、断食の明けるマグリブの時間から1時間ちょっとでイシャーの礼拝の時間が来てしまうので、それまでにモスクに行くためにはそうのんびり食べてもいられない。毎日のようにあちこちからイフタールの誘いを受けているのでスケジュール表は予定で一杯だ。

 やはり夜明け前に起きるのが辛い。午後には昼寝をするのだが、ほとんど立ち尽くしのタラーウィーフの礼拝を終えて10時頃に家に帰ってくるころにはへとへとで、はうようにしてベッドに潜り込む。男の人達は、礼拝の終えたこの時間から交際の時間が始まるらしく、家のおやじさんが家に戻るのは12時近くだ。もちろん私はたいていぐっすり寝込んでしまっている。正直言って生理が来るのが待ち遠しい。生理期間中は断食も礼拝も免除になるからだ。