1月21日

 毎週木曜日に勉強会を開いているスージーの10才になる上の娘がヒジャーブを被ることになったので、そのお祝いの集まりがあった。原則的には思春期に差し掛かってから被ればいいのだが、中にはずっと小さいうちから被り始める子供もいる。スージーのところのハディージャも自発的に言い出したことらしい。お祝いの言葉を述べた姉妹は、ハディージャを「ウクト・ハディージャ」と改まって姉妹呼ばわりしていた。スージーもとてもうれしそうだった。彼女は挨拶で、自分の娘がどんないきさつでヒジャーブを被ると言い出したか―サウディアラビアから遊びに来た友人の子供に触発されたらしい―を述べた後、「私は彼女をアッラーのゆえに愛する」と言って話を結んでいた。ムスリムはアッラーのもとにみな兄弟姉妹で、互いにアッラーの下に愛し合う。社会的関係、利害関係を超え、アッラーへの信仰ゆえに結ばれ愛し合う。2人は挨拶の中で、友人の娘だとか、自分の娘だとかいった関係を一旦置いて、1人の対等な信者としてハディージャに向き直っていた。アッラーに対しては誰もが一対一なのだ。すばらしいことだと思う。